【大手vs地域密着】マンション売却の仲介業者はどっちがおすすめ?

みつおパパ
「マンションを売る」という話を両親にしたところ、昔から世話になっているという地元の仲介業者を紹介されました。正直なところを言うと、少しでも高く売りたいのでその会社は不安です。
ななみママ
大手とか中小とか、そうした規模の差別化は不動産会社ではもう無いって聞いたわよ。確かにあそこの仲介会社はボロボロで不安だけど…
岩谷せんせい
ななみさんのおっしゃる通り、今は大手も中小もそんなに大きな違いはありませんね。隠し持っている情報量は確かに大手の方が多いですが、今はデータ量で勝負する時代ではなくなりました。それでも見るべきポイントはあるのでその点を解説していきます。

何で選べばいいの?現在の不動産会社の状況

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いきなり結論ですが、今は大手も中小も特筆すべき大差はなく、業界自体のリテラシーも向上しているため、どこに依頼しても大きく失敗することはありません。今まで大手の不動産会社が良しとされてきた理由は、より多くの物件情報を抱えていて、お客さまに紹介できる物件数が多いということだけでした。

しかし「レインズ」という不動産ネットワークシステムが誕生し、どの不動産会社と契約しても全国の物件を確認できるようになったため、こうした定量的なデータに対して価値が伴わなくなりました。

レインズとは?
レインズとは全国の仲介業者が共有している物件情報のネットワークシステムです。お客さまから物件の売却依頼を受けた仲介業者は、このレインズに登録することが義務化されています。依頼を受けた業者以外も、今どんな物件が売りに出されているのか知ることができるのです。昔は、依頼を受けた業者が単独で買主を見つける手法をとっていましたが、レインズが構築されたおかげで、自社で持っていない物件をお客さまに紹介できるようになったのです。

※レインズは不動産業界にとっての大きな革新ではありますが、売主・買主さんが知っておかなければいけないことではありません。マンションの売却を進める上で必至の知識ではありませんので、理解にとどめておくだけでOKです。

大手不動産会社の強み・メリット

レインズが登場したことで大手不動産会社にメリットがなくなった・・・と判断するのは少し気が早すぎます。というのも、不動産会社における「大手」とは、いわゆる三井・三菱・住友といった財閥系不動産会社になりますよね。その歴史は400年以上にも及び、目に見えるデータ以上の経験とノウハウ、資金力が段違いです。

打てる広告の量、値下げの幅、営業マンの教育に関しても施されています。また、大手と言っても昔から全国の地域に販売店を構えていますので、地域密着型の不動産会社と区別するのが最近では難しいのです。更に住友系列の仲介業者は、新卒で採用した従業員を地元の販売店に配属することも行っているため、もともとその地域に詳しい社員が大手のブランドを背負いながら地元で働いているのです。

給料は積極的な実力主義を採用しているため、非常にモチベーションが高く、スキルが高い営業マンが多いのも特徴的です。

中小・地域密着不動産会社の強み・メリット

個人的には中小・地域密着型と呼ばれるマンションに依頼するメリットはそこまで大きくないと感じています。

レインズを使うことができるようになったため、大手と同じ土俵・同じ条件で戦うことができるようになりましたが、それによって中小が飛躍的に売上を伸ばしたり、大手の売上が縮小したりしたかというと、そんなことはないんです。

レインズの発展は中小・地域密着型にメリットが大きいのかと思われましたが、それは大手の仲介業者の効率を更に上げる事につながっているのです。

強いて挙げられるメリットといえば、「人が変わらない」ということくらいでしょうか。人事異動など人の動きがない分、ずっと同じ人に頼むことができ、信頼を築き上げることができます。ただ、不動産の売買なんて一生に1度か2度あるかないかの世界であり、管理会社でもないので継続的な付き合いというのも正直ありません。

打てる広告にも限りがあるため、そこまで大きなメリットはありません。

業者ではなく営業マンで選ぶ

会社の規模としてはやはり大手に依頼することが効率的であることは否めません。

ただそれは、「大手」「中小」というくくりで比較した場合の問題です。大手であればそれだけ多くの営業マンが働いていることになり、その社員が全員有能ということは残念ながらありません。担当する営業マンを売主が選ぶことは現実的ではなく、大手でも中小でも1社ごとに「くじ引き」のようなところもあります。

有能な営業マンの探し方

どの仲介業者を選ぶかにあたって一括査定など何かしらのサービスを利用すると思いますが、その時に営業をかけてくる仲介業者をこちらが「品定め」しましょう。査定額の根拠に具体的な方法を交えて紹介しているので併せて参考にしてみてください。

ここにまとめた業者の規模としてのメリット・デメリットを参考に、最適な方法で売却できることを願っています。