隣人のギター演奏がうるさい!マンションでの楽器を禁止させる方法

ななみママ
もう我慢できないわ!隣のお宅に抗議してくる!
みつおパパ
ど、どうしたんだいママ?!落ち着いて。
ななみママ
隣の家のギターよ!!あなたは日中いないから分からないかもしれないけど、昼間はずっとギターの演奏してて本当にうるさいのよ。
岩谷せんせい
ななみさん、ここはみつおさんの言う通り落ち着きましょう。ストレスの蓄積は理解できましたが、マンション内の生活において「個人vs個人」のやり取りは、仕掛けた側が消耗するだけです。できるだけ管理組合や管理会社を間に挟んで意志を伝えた方がスムーズです。

楽器の騒音に個人がどう対処したらいいの?

rock

まずは深呼吸しましょう。怒りが収まらない気持ちも分かりますが、強行突破で相手に怒鳴り散らかしてもトラブルのもとです。どちらかが居づらくなり、逆にストレスを抱えながら暮らしていかなければなりません。

また、マンション内のトラブルは基本的に管理組合や管理会社を挟んで解決を目指すのがいいです。個人と個人がぶつかり合ってしまうとただの喧嘩となり、管理会社も手が負えなくなってしまいます。

管理会社に連絡する

自分でその居住者に対してアプローチをするのではなく、マンションの管理会社の担当営業マン(フロント)に伝えるようにしましょう。

「◯◯号室の△△です。隣の▲▲さんが毎日ギターを演奏していて、本当に困っています。管理会社としてなんとか対策してもらえませんか?」

と誠意を持って伝えましょう。よく、騒音問題をクレーマーのように管理会社に伝える方がいますが、マンションの治安を形成しているのは居住者の皆さんなので、管理会社のせいにしてはいけません。たしかに高い委託費を払っていますが、元の問題は私達にあると認識しましょう。

担当フロントは基本的に「できません」を言わないので、何かしらの形で隣人にギター演奏のことを伝えてくれます。

管理組合はスピードが遅い

管理組合に騒音問題を相談しても、その内容は管理会社に横流しされますので全く意味がありません。管理組合といっても、日中は普通のお仕事をされている理事さんの集まりなので、余程責任感が強く何年もやられている方でないとスピード感は鈍いです。どうせ管理会社に連絡が行くのであれば、先にこちらが連絡してしまったほうが早いです。

管理会社はどんなことをしてくれるの?

掲示板に張り紙をしたり、全戸に「楽器の騒音問題」に関するお知らせを配布したり、まずは間接的に穏便に事態が収束するよう仕向けます。

楽器の演奏者としても「周囲が何も言わないから演奏している」だけかもしれません。特に楽器の演奏については人によって「騒音」と判断するかは分かれるポイントです。昼間の爽やかなピアノの音色であれば、それを「騒音」と判断せず、むしろ心地良いハーモニーのように感じている方もいるかもしれません。ななみさんには悪いですが、あなたが過剰に反応しているだけかもしれません。

損音問題の難しさは、こうした「個人の感覚」が介入してくるところにあります。ただほとんどの方が「そんなに迷惑をかけていたとは知らなかった」と反省して謝られることが大半です。ちょっとしたことで解決することが多いので、まずは管理会社に連絡するようにしましょう。

それでも解決しない場合に、管理組合と管理会社が立ち会いのもと、両者で話し合いの場を設けたりすることもあります。

区分所有法上の規定

区分所有法57条の規定においては「区分所有者の共同の利益に反する行為」について停止請求ができます。しかし、先程も解説したように騒音問題は個人で感覚が異なるため、形として規約などに定めることは難しいのが現状です。

楽器演奏において規約の定めがない場合は区分所有者の議決権の4分の3以上の賛成が得られれば制定することが可能ですが、そのためには、理事会でまずこの問題を議題として話し合ってもらわなければいけません。一個人の問題を全戸の問題として取り上げてもらうのは本当に大変ですし、どれくらいうるさいのかも理事さんたちにはわからないため他人事となってしまいがちです。

そんな問題よりも、大規模修繕や、エレベーターの点検、清掃の見直し、管理費の滞納状況など、話し合わなければいけないことがたくさんあるため、現実的ではないのです。

居住者のリテラシーが低い物件の問題点

騒音問題については、楽器に限らず、単純な話し声・歌声・ペットなどもあります。そして、この被害を受けている人の方が身を引く(マンションを売却)というよくわからない現象が現実的に起こっています。

しかし、私としてはこうしたマナーや常識のない居住者の方の校正を待つ方が時間の無駄で、それこそ現実的ではないと思っています。つまり、身を引くのは正しい決断であるということです。売却を少しでも考えているのであれば、早ければ早いほどいいですし、問題が大きくなればそれこそ売り出し物件があちこちで現れる可能性もありますよね。

売り物件が多いマンションは、買主からしたら違和感しかありません。あなたがそのマンションに永住の意思がなく、不信感を抱き始めたら「即売り」という決断が良いと思います。売り出している物件がなければすぐに買い手も決まるでしょうし、収支的にもプラスになることがあります。