マンション内に響く様々な「音」~個人でクレームを言うとトラブルの元

マンショントラブルはもう嫌になる程経験していますが、どの案件もなかなか当事者に言いづらいものです。例えば騒音などが特にそうであって、もしかしたらこちら側こそうるさくしている可能性も無きにしも非ずなので、少しくらいの騒音の苦情は一切伝えずに我慢しています。

また足音、夜中に聞えてくる子供の泣き声、叱りつける母親の声、夏は網戸にしている為その他色々な音が聞こえてきます。

隣人に騒音をやめてもらう方法

一番やってはいけないことは、直接面と向かって「うるさい!」と伝えてしまうことです。

「うるさい」と伝えるのは一番簡単ですが、一番トラブルに発展しやすい方法でもあります。特に共同生活の場においては、お互いが気持ち良く生活できることが一番です。「うるさい」と言い放ってしまうことで、今後お互いが顔を合わせた時には、それは気持ちの良いものではありません。それがマンションであれば、今後何年、何十年ともしかしたら続くかもしれないのですから、直接伝えるのはまずは控えましょう。

対策①:管理人・フロントに伝える

騒音が気になったらまずは管理人さんに伝えてみましょう。

騒音の一番の問題は「人によって感じ方が異なること」です。自分が騒音だと思っていても、他人からしたら騒音ではないかもしれません。また、本当に隣からの騒音なのかはわかりません。

特に「音」というのは、振動で伝わるものなので、必ずしも聞こえている音が隣の部屋からだとは限らないのです。そこでまずは管理人さんに音を聞いてもらい、騒音かどうか判断してもらいましょう。

対策②:管理会社(フロントマン)に伝える

管理人さんに伝えて「騒音」だと判断された場合、慣れている管理人さんであれば自分で解決しようとせず、担当のフロントマンに連絡して指示を仰ぐはずです。

マンションの管理人はおじいちゃんみたいな方ばかりですが、その上司にあたるのが管理会社のフロントマン(営業担当)です。

身近な存在にある居住者さんや管理人さんが騒音の問題を指摘するより、管理会社が第三者の視点で伝えた方が効率的です。

騒音を出している自覚がない

騒音を出している当事者も、「そんなに大きな音を出しているとは思わなかった」と、一回の指摘で案外簡単に解決出来ることがあります。

しかし直接隣人間同士で言い合いになってしまうと、意地の張り合いになってどちらも引かなくなります。そうした事態を招かないためにも、管理会社を挟んで、誰が指摘したのかわからないような形をとった方が得策でしょう。

管理会社も、騒音を出している当事者に直接伝えるのではなく、チラシなどを配って「このマンションで騒音を発されている方がいます」というような警告をまずすることもあります。

誰が、ということを伝えずに、穏便に・平和に済ませる方法になります。どちらにしろ、「自分で解決してやる」という気持ちはトラブルのもとになるので、まずは管理人に伝え、管理人経由で管理会社に伝えてもらいましょう。

人によってはマンションを売り払って自分がそこを立ち退くということを考える人もいるそうです。それくらい衣・食・住の「住」を脅かす騒音問題というのは大きな問題なのです。

足音問題の解決策

日本は土地が少ないため、効率的に住宅を確保するためにマンションという形の共同住宅が一般的になっています。しかし、一つの建物を共有するという事から他の人との関係も生まれ、問題が生じやすくなります。

特にこの足音や子供の声などが響き、静かに暮らしたい人にとっては苦痛を与えることもあります。子供が走り回る場合は防音マットなどを敷くといった形で出来るだけ音を抑える工夫も必要でしょう。もし注意や苦情を受けた場合はそのままにせず、対応していく姿勢を見せることが大切です。

また、マンションは多くの人が建物を共有しますから、修繕などの際にトラブルが生じることがあります。大規模な修繕で多額の費用を出さなくてはならないケースも出てきます。そういった修繕の規定を確認したり、話し合う機会には積極的に参加するという事もトラブル防止に必要です。

分譲マンションだと相手に伝えづらい

友人を連れてきてのホームパーティの途中に、隣人から「うるさい」とのインターホンがありまして最悪な気分になったことがあります。

普段こっちは何も言わずに我慢しているのに、たまたまそんな一日があっただけで水を差されるとは思いもよりませんでした。その時に反論でもしようものなら泥沼になるのは間違いないので泣き寝入りのままです。

特に我が家は分譲マンションであってこのままここに住み続けるわけですから、伝えることで嫌がらせや住みづらくなる環境をわざわざ作りたくないと思ってしまいます。

隣の人の音とは限らない

マンションは戸建て住宅とは異なり、一つの建物を多くの人が共同で使用する住まい方を前提としています。マンションは、コンクリートの壁・床・天井を通じて隣戸と接していますので、たとえば上の階の音が下の階にそのまま伝わりますので、音に敏感な方などにとっては深刻なストレスとなる場合もあります。

床材によっては、音が響きやすい材料を使用している場合もありますので、中古物件のみならず新築物件においても対音性能の優れた床材を使用しているかあらかじめチェックした上で、物件の購入や入居を検討されることをお勧めします。

これらは数値化され、公表されていますので、不動産屋さんなどに確認してもらうと良いでしょう。ただ、音の問題は複雑で、コンクリートのひび割れ等の状況により、上の階の騒音と思っていたので、斜め上の階が原因であったり、あるいはもっと上の階の騒音であったりということも少なくありません。

近所トラブルに発展しかねないので、管理員など仲介者を確保した上で、周囲の状況を慎重に探りつつクレームを入れるようにした方が無難と言えます。